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手廻
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てまわし
ふりがな文庫
“
手廻
(
てまわし
)” の例文
雪江さんは
屹度
(
きっと
)
斯ういう。これが伯父さんの先生でも有ろうものなら、口を
尖
(
とん
)
がらかして、「もッと
手廻
(
てまわし
)
して早うせにゃ
不好
(
いかん
)
!」
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
「まあ、
可
(
よ
)
うございます。ちょっと、
其奴
(
そいつ
)
を縛っちまいな。」「ちゃんと可いように
拵
(
こせ
)
えてありやす。」「そりゃ早い
手廻
(
てまわし
)
だね、ではね、お前。」と
後
(
うしろ
)
に控えし
壮佼
(
わかもの
)
を見返りて
貧民倶楽部
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
と早い
手廻
(
てまわし
)
。
貧民倶楽部
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
廻
漢検準1級
部首:⼵
9画
“手廻”で始まる語句
手廻品