“手廻品”の読み方と例文
読み方割合
てまわりひん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もっとも信長がそうき立てるにも理由はある。彼はもうこの十一月の初めに、岐阜の城を一子信忠に譲って、自分は、ほんの手廻品てまわりひんと、茶道具一揃い携えただけで、安土の桑実寺に移り来ていた。
黒田如水 (新字新仮名) / 吉川英治(著)