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手垂
ふりがな文庫
“手垂”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
てさ
50.0%
てだる
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
てさ
(逆引き)
電車に乗っていると、勤めの女達が、セルロイドの円い輪のついた
手垂
(
てさ
)
げ袋を持っている。月給をもらったら私も買いたいものだ。階下の小母さんはこの頃少し機嫌よし。
新版 放浪記
(新字新仮名)
/
林芙美子
(著)
手垂(てさ)の例文をもっと
(1作品)
見る
てだる
(逆引き)
「手樽」といふ小さい駅を過ぎて、駅の人が「テダル」と呼んでるのを私は
手垂
(
てだる
)
といふやうに考へちがへて面白い名だと思つたが、手を垂れるのでなく手の樽であつた。どちらにしても好い名である。
東北の家
(新字旧仮名)
/
片山広子
(著)
手垂(てだる)の例文をもっと
(1作品)
見る
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
垂
常用漢字
小6
部首:⼟
8画
“手”で始まる語句
手
手拭
手前
手巾
手繰
手許
手向
手綱
手際
手燭
“手垂”のふりがなが多い著者
片山広子
林芙美子