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手児女
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てごな
ふりがな文庫
“
手児女
(
てごな
)” の例文
翁が
祖父
(
おほぢ
)
の其の祖父すらも
生
(
うま
)
れぬはるかの
往古
(
いにしへ
)
の事よ。此の
郷
(
さと
)
に
一五二
真間
(
まま
)
の
手児女
(
てごな
)
といふいと美しき
娘子
(
をとめ
)
ありけり。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
この里人はもとより、
一五八
京
(
みやこ
)
の
防人等
(
さきもりたち
)
、国の隣の人までも、
一五九
言
(
こと
)
をよせて恋
慕
(
しの
)
ばざるはなかりしを、
手児女
(
てごな
)
物うき事に思ひ沈みつつ、
一六〇
おほくの人の心に
報
(
むくい
)
すとて
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
この里に真間の
手児女
(
てごな
)
という、大そう美しい娘がありました。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
児
常用漢字
小4
部首:⼉
7画
女
常用漢字
小1
部首:⼥
3画
“手児”で始まる語句
手児奈
手児名
手児奈様