トップ
>
所有地
>
もちち
ふりがな文庫
“
所有地
(
もちち
)” の例文
嫁婿の
遣取
(
やりとり
)
も二度や三度でなかつたと言ふ。盛岡の城下を
引掃
(
ひきはら
)
ふ時も、両家で相談した上で、多少の
所有地
(
もちち
)
のあつたのを幸ひ、此村に土着する事に決めたのださうな。
刑余の叔父
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
剰
(
おまけ
)
に、働盛りの若主人が、十年近く労症を
煩
(
わづら
)
つた末に死んで了つたので、多くもなかつた
所有地
(
もちち
)
も大方人手に渡り、仕方なしに、村の
小児
(
こども
)
相手の駄菓子店を開いたといふ仕末で
刑余の叔父
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
「あしきを
攘
(
はら
)
うて救けたまへ。」の
御神楽
(
みかぐら
)
歌
(
うた
)
と代り、大和の国の総本部に参詣して来てからは、自ら思立つてか、唆かされてか、家屋敷
所有地
(
もちち
)
全体
(
すつかり
)
売払つて、工事費総額二千九百何十円といふ
赤痢
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
“所有地”の意味
《名詞》
所有権を有する土地。
(出典:Wiktionary)
所
常用漢字
小3
部首:⼾
8画
有
常用漢字
小3
部首:⽉
6画
地
常用漢字
小2
部首:⼟
6画
“所有”で始まる語句
所有
所有主
所有物
所有者
所有農園
所有品
所有慾
所有山
所有林
所有者未定