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所刑
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しょけい
ふりがな文庫
“
所刑
(
しょけい
)” の例文
その前にも本宮の神官にして、賽銭か何かを盗み、
所刑
(
しょけい
)
されし者あり。あるいは言わん、衣食足りて礼を知り、小人究すれば濫するは至当なり。
神社合祀に関する意見
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
あの『
綴合於伝仮名書
(
とじあわせおでんのかながき
)
』というのは、いつだったかねえ、お伝の
所刑
(
しょけい
)
は九年ごろだったから——十一、二年ごろに
菊五郎
(
ごだいめ
)
が
河竹黙阿弥
(
かわたけもくあみ
)
さんに
書下
(
かきおろ
)
してもらって
市川九女八
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
泥棒をして
懲役
(
ちょうえき
)
にされた者、人殺をして
絞首台
(
こうしゅだい
)
に
臨
(
のぞ
)
んだもの、——法律上罪になるというのは徳義上の罪であるから
公
(
おおやけ
)
に
所刑
(
しょけい
)
せらるるのであるけれども、その罪を犯した人間が
模倣と独立
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
所
常用漢字
小3
部首:⼾
8画
刑
常用漢字
中学
部首:⼑
6画
“所刑”で始まる語句
所刑臺
所刑台