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戸隠山
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とがくしやま
ふりがな文庫
“
戸隠山
(
とがくしやま
)” の例文
信州といえば、
戸隠山
(
とがくしやま
)
の鬼女を想像させるが、彼女はそのやつれた顔に一種の気品を具えていた。その物云いや行儀も正しかった。
半七捕物帳:58 菊人形の昔
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
信州
戸隠山
(
とがくしやま
)
の奥の院というのは普通の人の登れっこない難所だのに、それを
盲目
(
めくら
)
が
天辺
(
てっぺん
)
まで登ったから驚ろいたなどという。
彼岸過迄
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
天手力男命
(
あめのたぢからおのみこと
)
が、引き明けた岩戸を取って投げたのが、虚空はるかにけし飛んでそれが現在の
戸隠山
(
とがくしやま
)
になったという話も
神話と地球物理学
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
飯綱
(
いづな
)
の法というといよいよ魔法の
本統大系
(
ほんとうだいけい
)
のように人に思われている。飯綱は元来山の名で、信州の北部、長野の北方、
戸隠山
(
とがくしやま
)
につづいている相当の高山である。
魔法修行者
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
俗に紺色は蛇が
除
(
よ
)
けるからといいます。
戸隠山
(
とがくしやま
)
の篠竹細工も数え挙げねばなりません。
手提籠
(
てさげかご
)
によい考案のを見かけます。また信州は山国のこととて大きな
捏鉢
(
こねばち
)
も作ります。
手仕事の日本
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
“戸隠山”の解説
戸隠山(とがくしやま)は、長野県長野市にある山。戸隠連峰の一峰で、標高は1,904m。400万年前から270万年前頃の新第三紀の海底火山由来の火成岩が、山体を作っていると考えられる。
信州百名山および北信五岳のひとつ。長野市の中心部から北西へ直線で20km余りの場所にあり、麓の戸隠高原には戸隠バードラインが通じる。北方約4kmには日本百名山の高妻山がある。
(出典:Wikipedia)
戸
常用漢字
小2
部首:⼾
4画
隠
常用漢字
中学
部首:⾩
14画
山
常用漢字
小1
部首:⼭
3画
“戸隠”で始まる語句
戸隠
戸隠升麻
戸隠雲上寺