“戸室山”の読み方と例文
読み方割合
とむろやま100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
六月の中ばとはいっても、この辺にはめずらしいひどく暑い日だと思いましたが、川を渡り切った時分から、戸室山とむろやまが雲を吐いて、処々ところどころ田の水へ、真黒な雲がったり、来たり。
薬草取 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)