“戸山”の読み方と例文
読み方割合
とやま100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
戸山とやま医学博士の鑑定によれば切断後三日位の二十歳前後の健康体の婦人の右足を膝関節しつかんせつの部分から切断したもので切口の乱暴なところを
一寸法師 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
大久保の停車場を降りて、仲百人なかひゃくにんの通りを戸山とやま学校の方へ行かずに、踏切からすぐ横へ折れると、ほとんど三尺ばかりの細い道になる。
三四郎 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
「あの……先程さつき、若旦那様とご一緒に、自転車で戸山とやまはらを一と廻りするんだつて、出かけたやうでございます」
双面神 (新字旧仮名) / 岸田国士(著)