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戢
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をさ
ふりがな文庫
“
戢
(
をさ
)” の例文
いまだ
浹辰
(
せふしん
)
を移さずして、
氣沴
(
きれい
)
おのづから清まりぬ。すなはち牛を放ち馬を
息
(
いこ
)
へ、
愷悌
(
がいてい
)
して華夏に歸り、
旌
(
はた
)
を卷き
戈
(
ほこ
)
を
戢
(
をさ
)
め、
儛詠
(
ぶえい
)
して都邑に停まりたまひき。
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
今までヱネチアへ、ヱネチアへと呼びし意欲は俄に
迹
(
あと
)
を
戢
(
をさ
)
めて、一種の言ふべからざる
羞慚
(
しうざん
)
の情生じ、人の汝は何故に復た來れると問はゞ、辭の答ふべきなからんと氣遣ふやうになりぬ。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
ある微妙な均衡の上に 翼を
戢
(
をさ
)
めて
秤
(
はかり
)
のやうに搖れてゐた
南窗集
(旧字旧仮名)
/
三好達治
(著)
戢
部首:⼽
13画