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懸子
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かけご
ふりがな文庫
“
懸子
(
かけご
)” の例文
今夜の祝儀の
酒肴
(
しゅこう
)
類、それからまた縫わせる間のなかった衣服地のいろいろを巻いたままで入れ、幾つもの
懸子
(
かけご
)
へ分けて納めた箱を弁の所へ持たせてよこした。
源氏物語:49 総角
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
懸子
(
かけご
)
の方を弟が持って、誰が教えたのか、竹と木の箸で骨を拾っております様子に、なおさら言葉のかけようもなくてたゞ泣かされてしまいましたが、はる/″\時がたってから
三人法師
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
懸子
(
かけご
)
が一つはずされるごとに、いろいろの珍しいものが出てきました。
小公女
(新字新仮名)
/
フランシス・ホジソン・エリザ・バーネット
(著)
玉手箱蓋と
懸子
(
かけご
)
の黒髪を
三人法師
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
懸
常用漢字
中学
部首:⼼
20画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
“懸”で始まる語句
懸
懸念
懸想
懸隔
懸崖
懸合
懸命
懸引
懸物
懸値