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憫殺
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びんさつ
ふりがな文庫
“
憫殺
(
びんさつ
)” の例文
佐助はこの事が春琴に知れたら定めし機嫌を損ずるであろうただ与えられた手曳きの役をしていればよいのに丁稚の
分際
(
ぶんざい
)
で生意気な
真似
(
まね
)
をすると
憫殺
(
びんさつ
)
されるか
嘲笑
(
ちょうしょう
)
されるか
春琴抄
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
真に
蒙昧
(
もうまい
)
愚劣、
憫殺
(
びんさつ
)
すべきの徒輩であるが、ただ彼等の中にあって一奇とすべきは、巨頭の斎藤茂吉である。彼は医者の有する職業的の残酷さと唯物観とで、自然を意地悪く
歪
(
ゆが
)
んで見ている。
詩の原理
(新字新仮名)
/
萩原朔太郎
(著)
憫
漢検1級
部首:⼼
15画
殺
常用漢字
小5
部首:⽎
10画
“憫”で始まる語句
憫
憫然
憫笑
憫察
憫憐