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慷慨淋漓
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こうがいりんり
ふりがな文庫
“
慷慨淋漓
(
こうがいりんり
)” の例文
ドノバンも富士男も
賛成
(
さんせい
)
した。一同はうちつれて山田左門の墓にもうで、ゴルドンの
慷慨淋漓
(
こうがいりんり
)
たる
弔詞
(
ちょうし
)
のもとに
礼拝
(
らいはい
)
をおわった。
少年連盟
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
と四人は少しくたびれを感じたが、三位卿の話には、いちいちこの
慷慨淋漓
(
こうがいりんり
)
が必要であった。
鳴門秘帖:04 船路の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
極めて安心に極めて平和なる曙覧も一たび国体の上に想い到る時は
満腔
(
まんこう
)
の熱血を
灑
(
そそ
)
ぎて敬神の歌を作り不平の吟をなす。
慷慨淋漓
(
こうがいりんり
)
、筆、剣のごとし。また平日の貧曙覧に非ず。
曙覧の歌
(新字新仮名)
/
正岡子規
(著)
勝安房守が二条城で任官して後のこと、近藤勇と、土方歳三の二人が、
慷慨淋漓
(
こうがいりんり
)
として、二条城の天主台の上に立って、洛中洛外の大観を見澄ましておりましたが、やがて近藤が言うことには
大菩薩峠:41 椰子林の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
慷
漢検1級
部首:⼼
14画
慨
常用漢字
中学
部首:⼼
13画
淋
漢検準1級
部首:⽔
11画
漓
漢検1級
部首:⽔
14画
“慷慨”で始まる語句
慷慨
慷慨家
慷慨悲憤
慷慨悲歌
慷慨激越
慷慨心
慷慨癖
慷慨的
慷慨惆悵