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愛縄堂
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あいじょうどう
ふりがな文庫
“
愛縄堂
(
あいじょうどう
)” の例文
鶉坂
(
うずらざか
)
の江漢先生は、
愛縄堂
(
あいじょうどう
)
の縁に、ぼんやり腰をおろしていた。自分で呟いているとおり、ほんとに、少しどうかしている顔いろであった。
牢獄の花嫁
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
やる! やる! 四、五年前の江漢ならば、きっとやる! だが、わしは、
愛縄堂
(
あいじょうどう
)
の
捕縄供養
(
とりなわくよう
)
の時に、もう生涯、十手はとらんと、誓ってしまった。世を捨て、十手を捨てた人間。
牢獄の花嫁
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
それを新しい若夫婦にまかせて、わしは
愛縄堂
(
あいじょうどう
)
で、余生を
自適
(
じてき
)
するつもり……。
牢獄の花嫁
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
愛
常用漢字
小4
部首:⼼
13画
縄
常用漢字
小4
部首:⽷
15画
堂
常用漢字
小5
部首:⼟
11画
“愛”で始まる語句
愛
愛嬌
愛想
愛撫
愛宕
愛惜
愛宕山
愛相
愛憎
愛娘