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愉楽
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ゆらく
ふりがな文庫
“
愉楽
(
ゆらく
)” の例文
旧字:
愉樂
古典を楽しむことは、いつ、いかなる世界においても、人間に与えられた、きわめて健康な特権的
愉楽
(
ゆらく
)
であると言ってよい。
楽聖物語
(新字新仮名)
/
野村胡堂
、
野村あらえびす
(著)
そうして裏町の隅々まで、この正月には飢えている顔はない、と想像することも、信長にとってはやはり一つの
愉楽
(
ゆらく
)
だった、自己の正月を大らかにするものだった。
新書太閤記:06 第六分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
楽しい自身の
愉楽
(
ゆらく
)
に耽つてゐる。
東京景物詩及其他
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
浪華
(
なにわ
)
の地をきりひらいて、大坂築城の大工事にかからせ、その規模、その結構の雄大なること、前古にないと、天下の
耳目
(
じもく
)
をおどろかせているものの、かれ自身の、人間的な
愉楽
(
ゆらく
)
は
新書太閤記:10 第十分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
嗚呼
(
ああ
)
愉楽
(
ゆらく
)
、
朱塗
(
しゆぬり
)
の
樽
(
たる
)
の
邪宗門
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
▼ もっと見る
どの坊主の目もみな巧雲の乳だの
小股
(
こまた
)
のあたりを
愉楽
(
ゆらく
)
想像しているらしい。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
愉
常用漢字
中学
部首:⼼
12画
楽
常用漢字
小2
部首:⽊
13画
“愉楽”で始まる語句
愉楽三昧