惟繩ゐじよう)” の例文
第十二第十三は蘭軒の三子柏軒と茶山の養嗣子くわん惟繩ゐじようとである。蘭軒は柏軒の詩を茶山に寄示きしした。茶山はこれをめて、菅三の詩の未だたくみならざることを言つた。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
茶山の後は姪孫てつそんくわん惟繩ゐじようが継いだ。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)