“惟政”の読み方と例文
読み方割合
これまさ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
逃げのびて和田惟政これまさにたより、六角義賢よしかたにたより、謙信に助力を乞い、武田義統よしむねにたより、朝倉義景にたより、手当り次第にたよった。
織田信長 (新字新仮名) / 坂口安吾(著)
と、柴田勝家を呼びたて、和田惟政これまさと共に、ここに殿軍しんがりせよと命じ、自身は
新書太閤記:04 第四分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
一五六九年春光うららかな一日のことで、かねて尽力を頼んでおいた和田惟政これまさから俄に三十騎の迎へが来て、即刻出頭せよと伝へた。フロイスは黒い法衣をまとふて二条城の工事場へ行つた。