“悪食”の読み方と例文
旧字:惡食
読み方割合
あくじき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「時に、今日は例の悪食あくじきの御報告を兼ねて推参、ぜっぴおともが仰せつけられたい——ところは三輪みのわ町の金座——時間は正七ツ——」
大菩薩峠:37 恐山の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
悪食あくじきに彷彿すとあるが、ちょうどそれと同じような作用を、このハンカチににじんだ毒薬が起しているので、如何に烈しい毒であるかは
暗黒公使 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
親分の前だが、お宅の勘さんとあっしんとこの馬鹿野郎と来た日にゃあ、悪食あくじきの横綱ですからね。ま、なんにせえ、このお天気が儲けものでさあ。