悪策いたづら)” の例文
賃銭値上の同盟などさせをるのだ、愈々日露開戦になれば石炭が上ると云ふ所を見込んでの悪策いたづらだ、——歳暮ではあり、東京こつちの用事も手を抜く訳にならぬけれど、今日も長文の電報で
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)