息声そくせい)” の例文
いわおった怒濤のように、二つの息声そくせいが、精神の飛沫しぶきを揚げ合ったとたんに、中天の太陽をも斬って落すような高さから、長刀物干竿の切っ先は、細い虹をひいて、武蔵のまッ向へ跳んで来た。
宮本武蔵:08 円明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)