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恢復
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とりかえ
ふりがな文庫
“
恢復
(
とりかえ
)” の例文
「頭が痛む。……体が痛む。……訳がわからない。……どうしたのだろう?」
半分
(
なかば
)
意識を
恢復
(
とりかえ
)
した中で山県紋也はこう思った。
娘煙術師
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
潤沢
(
うるおい
)
も
緊張
(
しまり
)
もないお銀の顔色は、冬になると、少しずつ、見直して来たが、お産をするごとに失われて行く、肉の軟かみと血の美しさは
恢復
(
とりかえ
)
せそうもなかった。
黴
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
併し最初の此不幸は、意外な物の
救助
(
たすけ
)
に依って、不思議にも
恢復
(
とりかえ
)
す事が出来た。
高島異誌
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
父の信用を
恢復
(
とりかえ
)
せそうなのと、母親に鼻を
明
(
あか
)
させるのが、
気色
(
きしょく
)
が好かった。
あらくれ
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
“恢復”の意味
《名詞》
恢 復(かいふく 「回復」に「同音の漢字による書きかえ」がなされる)
回復と同義。
(出典:Wiktionary)
恢
漢検準1級
部首:⼼
9画
復
常用漢字
小5
部首:⼻
12画
“恢復”で始まる語句
恢復期
恢復後