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恁麼
ふりがな文庫
“恁麼”の読み方と例文
読み方
割合
こんな
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こんな
(逆引き)
華やかな、晝を欺く街々の電燈は、
怎
(
どう
)
しても人間の心を浮氣にする。情死と決心した男女が
恁麼
(
こんな
)
街を歩くと、屹度其企てを擲つて驅落をする事にする。
散文詩
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
(それでは
恁麼
(
こんな
)
ものでこすりましては
柔
(
やはらか
)
いお
肌
(
はだ
)
が
擦剥
(
すりむ
)
けませう、)といふと
手
(
て
)
が
綿
(
わた
)
のやうに
障
(
さは
)
つた。
高野聖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
瞬きをしてゐる間に、誰かが自分を掻浚つて來て
恁麼
(
こんな
)
曠野に捨てて行つたのではないかと思はれる。
散文詩
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
恁麼(こんな)の例文をもっと
(2作品)
見る
恁
漢検1級
部首:⼼
10画
麼
漢検1級
部首:⿇
14画
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