怨詛えんそ)” の例文
倉本某方の左手にある銀杏いちょうの大樹の下に毎夜年若き幽霊立ち現れて、なにごとか怨詛えんそするさまものすごく、だれも見たり彼も出逢えりと言い触らし一時大評判となった。
おばけの正体 (新字新仮名) / 井上円了(著)