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怨敵退散
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おんてきたいさん
ふりがな文庫
“
怨敵退散
(
おんてきたいさん
)” の例文
この夜は別して身を
浄
(
きよ
)
め、
御燈
(
みあかし
)
の数を
献
(
ささ
)
げて、災難即滅、
怨敵退散
(
おんてきたいさん
)
の祈願を
籠
(
こ
)
めたりしが、
翌日
(
あくるひ
)
の
点燈頃
(
ひともしごろ
)
ともなれば、又来にけり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
あのその
羅
(
うすもの
)
を透くと聞きましただけでも美しさが思い
遣
(
や
)
られる。寝てから膚を見たは
慄然
(
ぞっ
)
とする……もう
目前
(
めさき
)
へちらつく、
独
(
ひとり
)
の時なら
鐸
(
すず
)
を振って
怨敵退散
(
おんてきたいさん
)
と念ずる処じゃ。
星女郎
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
怨
常用漢字
中学
部首:⼼
9画
敵
常用漢字
小6
部首:⽁
15画
退
常用漢字
小6
部首:⾡
9画
散
常用漢字
小4
部首:⽁
12画
“怨敵”で始まる語句
怨敵