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思無邪
ふりがな文庫
“思無邪”の読み方と例文
読み方
割合
おもいよこしまなし
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おもいよこしまなし
(逆引き)
思無邪
(
おもいよこしまなし
)
であり、
浩然
(
こうぜん
)
の気であり、
涅槃
(
ねはん
)
であり天国である。忙中に閑ある余裕の態度であり、死生の境に立って認識をあやまらない心持ちである。
俳諧の本質的概論
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
ほとんど境涯的にまで、そうした
思無邪
(
おもいよこしまなし
)
の旅ごころを飽満さしたかったのだ。南国生れの私として、この念願は激しい一種の幻疾ですらあった。いまこそ私は年来の慾望を果し得ることを喜んでいい。
フレップ・トリップ
(新字新仮名)
/
北原白秋
(著)
これはまた
思無邪
(
おもいよこしまなし
)
の惨虐。
フレップ・トリップ
(新字新仮名)
/
北原白秋
(著)
思無邪(おもいよこしまなし)の例文をもっと
(2作品)
見る
思
常用漢字
小2
部首:⼼
9画
無
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
邪
常用漢字
中学
部首:⾢
8画
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