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かんがへ
ふりがな文庫
“
思想
(
かんがへ
)” の例文
畢竟
(
つまり
)
一緒に
事業
(
しごと
)
が出来ないといふは、時代が違ふからでせうか——新しい時代の人と、
吾儕
(
われ/\
)
とは、
其様
(
そんな
)
に
思想
(
かんがへ
)
が合はないものなんでせうか。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
『私だつて然う思ふわ、小母さん、
真箇
(
ほんと
)
に……。』と言ひかけたが、何かしら不図胸の中に頭を擡げた
思想
(
かんがへ
)
があつて言葉は途断れた。『神様の思召よ。
人間
(
ひと
)
の勝手にはならないんですわね。』
鳥影
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
斯
(
こ
)
の
思想
(
かんがへ
)
に刺激されて、寝床に入つてからも丑松は眠らなかつた。目を開いて、頭を枕につけて、
種々
(
さま/″\
)
に自分の一生を考へた。鼠が復た顕れた。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
さしかゝつた斯の大きな問題を何とか為なければ——
左様
(
さう
)
だ、何とか
斯
(
こ
)
の
思想
(
かんがへ
)
を纏めなければ、一切の他の事は手にも着かないやうに思はれた。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
“思想”の解説
思想(しそう、en: thought)は、人間が自分自身および自分の周囲について、あるいは自分が感じ思考できるものごとについて抱く、あるまとまった考えのことである。
(出典:Wikipedia)
思
常用漢字
小2
部首:⼼
9画
想
常用漢字
小3
部首:⼼
13画
“思想”で始まる語句
思想家
思想上
思想界
思想運動
思想之法則
思想の一杯売