“忠円”の読み方と例文
読み方割合
ちゅうえん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
忠円ちゅうえん僧正、遊雅法印ゆうがほういん、そのほか、かずしれぬ人々も、袈裟けさを裂かれ、法衣に荒縄をうけ、日ごろの知識の光や紫金しこんの荘厳も獄土に功力くりきを失って、みな恟々とうめきの下にいたのだった。
私本太平記:03 みなかみ帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)