“志向”の読み方と例文
読み方割合
しこう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けれど正しい志向しこうのもとに今日の世界観、社会観をもって来た読者には、もう剣なるものがあやまる憂いなどはないものと信じる。
宮本武蔵:01 序、はしがき (新字新仮名) / 吉川英治(著)
かわらの一枚一枚が金箔きんぱくにつつまれている大坂城の宇宙の大屋根は、時の力と、時の富と、時の志向しこうを、象徴シンボルしている。
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
彼方の志向しこうは、ここの志向を気づかない。
新書太閤記:10 第十分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)