忍松おしまつ)” の例文
忠次の身体からだが、赤城山中の地蔵山で、危険にひんしたとき、みんなは命を捨てて働いてくれた。平生は老ぼれて、物の役には立つまいと思われていた闇雲やみくも忍松おしまつまでが、見事な働きをした。
入れ札 (新字新仮名) / 菊池寛(著)