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忌々
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いめえま
ふりがな文庫
“
忌々
(
いめえま
)” の例文
うっかり通って
怪我
(
けが
)
でもするといけねえから、其の野郎は刀や何かで殺す程の者でもねえ奴で、鎌で殺しゃアがったのよ、女の死骸は川へ
投
(
ほう
)
り込んだ様子、
忌々
(
いめえま
)
しい
畜生
(
ちきしょう
)
だ
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
何とか工夫をして引摺り出そうと思ってる内に、泰助めが出懸ける様だから、早速跡を
跟
(
つ
)
けて、まんまと首尾よくぶっちめる処を、さんざんにぶっちめられたのだ。
忌々
(
いめえま
)
しい。
活人形
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
エエ
糞
(
くそ
)
ッ、
忌々
(
いめえま
)
しいが云ってしまおう。
貧乏
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
私がお
前
(
めえ
)
さんに
平生
(
ふだん
)
お世話に成って居りますから、娘を殺して金を取るような人でねえ事は知って居りますが、宜うがすか、お
前
(
めえ
)
さんと
若
(
も
)
し私が中が悪くって、
忌々
(
いめえま
)
しい奴だ
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
三「新吉は何処へ行った、なに友達に誘われて遊びに行ったと、作藏と云う馬方と一緒に遊んで居やアがる、
忌々
(
いめえま
)
しい奴だ、蚊帳は何処にある、蚊帳を釣りましょう、なに無いのかえ」
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
忌
常用漢字
中学
部首:⼼
7画
々
3画
“忌々”で始まる語句
忌々敷
忌々敷相