徴収ちょうしゅう)” の例文
なお華族に属しつつまた政府から幾分の税金を徴収ちょうしゅうされるです。ですから人民は二重の税金を払わなくてはならん。人頭税じんとうぜいまでぜますと随分沢山な税金を納めなくてはならん。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
申し忘れましたが、二十日会の会費というのが少々高く、たった一晩の会合のために、月々五十円ずつ徴収ちょうしゅうせられる外に、催しによってはその倍も三倍もの臨時費がるのでした。
覆面の舞踏者 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)