“徴用”の読み方と例文
読み方割合
ちょうよう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
徴用ちょうようをうけてフィリッピンへ行ったりしているうちに小刻こきざみな時間が流れるように過ぎてしまった。
親馬鹿入堂記 (新字新仮名) / 尾崎士郎(著)
なぜならば、今、数万の役夫を徴用ちょうようして、あの江越ごうえつ国境の山また山を除雪しながら進む難儀は、それをもっと早い一月に決行しても、去年の冬に断行しても、帰するところ、難渋なんじゅうな点は同じであった。
新書太閤記:09 第九分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)