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徳兵衛
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とくべえ
ふりがな文庫
“
徳兵衛
(
とくべえ
)” の例文
昨日も昨日とて、御当家浪人の
井関紋左衛門
(
いぜきもんざえもん
)
様や
徳兵衛
(
とくべえ
)
様、又、
岡野治太夫
(
おかのじだゆう
)
様も
大岡
(
おおおか
)
清
(
せい
)
九
郎
(
ろう
)
様もお訪ねなされましての、
種々
(
いろいろ
)
と、お話しでございましたわい
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
その村に、
徳兵衛
(
とくべえ
)
という男がいました。ひとり者で、少し
薄馬鹿
(
うすばか
)
ななまけ者で、家を一軒もつことが出来なくて、村の長者の物置小屋に住まわしてもらっていました。
ひでり狐
(新字新仮名)
/
豊島与志雄
(著)
むかし都の
西陣
(
にしじん
)
に、織物職人の家多く、軒をならべておのおの織物の腕を競い家業にはげんでいる中に、
徳兵衛
(
とくべえ
)
とて、名こそ福徳の人に似ているが、どういうものか
新釈諸国噺
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
「加賀家御用お染め物師 紅屋
徳兵衛
(
とくべえ
)
」
右門捕物帖:28 お蘭しごきの秘密
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
徳
常用漢字
小4
部首:⼻
14画
兵
常用漢字
小4
部首:⼋
7画
衛
常用漢字
小5
部首:⾏
16画
“徳兵”で始まる語句
徳兵衞