“とくべえ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
徳兵衛80.0%
徳兵衞20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
むかし都の西陣にしじんに、織物職人の家多く、軒をならべておのおの織物の腕を競い家業にはげんでいる中に、徳兵衛とくべえとて、名こそ福徳の人に似ているが、どういうものか
新釈諸国噺 (新字新仮名) / 太宰治(著)
「加賀家御用お染め物師 紅屋徳兵衛とくべえ
其の時此方こちらから来たのは表徳ひょうとくと云う人で、表具屋の徳兵衞とくべえさんというのですが、たれいうとなく表徳/\と呼び、幇間たいこもちでもないのに幇間の真似をして、世間の人にはひろく交際が有る