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御贄
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ミニヘ
ふりがな文庫
“
御贄
(
ミニヘ
)” の例文
或は神が其木に
憑
(
ヨ
)
ることを好まれた木や、神の
御贄
(
ミニヘ
)
に常住供へた植物を遠慮する心持ちが、反対に神が其植物に躓かれたからの憎みを、氏人としては永劫に表現する責任があるのだ
信太妻の話
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
神の為の供物が、さうした誤解から、
御贄
(
ミニヘ
)
の数に入らなくなるのも、自然である。
信太妻の話
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
所謂「
出雲国造神賀詞
(
イヅモノクニノミヤツコノカムヨゴト
)
」の拙劣な飜訳であるが、——出雲国造新任の後、再度上京して、其度毎に神宝——呪物の神器と、
御贄
(
ミニヘ
)
の品々を献り、この
神賀詞
(
カムヨゴト
)
を唱へて主上を呪し奉る例になつてゐた。
日本文学の発生
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
贄
漢検1級
部首:⾙
18画
“御”で始まる語句
御
御馳走
御前
御意
御座
御簾
御尤
御覧
御免
御堂