御覺悟ごかくご)” の例文
江戸表御月番御老中おつきばんごらうちう御屆おんとゞけに相成る先達て御城代堀田相摸守殿よりの早打はやうち上聞じやうぶんに達せしに御覺悟ごかくご有せらるゝの上意なれば京都に於ても麁略そりやく無樣なきやうはからひ申さるべしとの事ゆゑさらば其儘に差置さしおかれずとにはか組與力等くみよりきら出張せしめ晝夜ちうやとも嚴重げんぢうかためさせける此方にては愈々上首尾と打悦うちよろこび又も近邊の有徳なる者どもを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)