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御番頭
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ごばんがしら
ふりがな文庫
“
御番頭
(
ごばんがしら
)” の例文
公儀御書院番を送ったあとには、大坂
御番頭
(
ごばんがしら
)
の松平
兵部少輔
(
ひょうぶしょうゆう
)
と
肥前平戸
(
ひぜんひらど
)
の藩主とを同日に迎えた。
夜明け前:02 第一部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
牽
(
ひ
)
かせ、供の侍を、二十人も連れて通りなさる。——今では大坂城の京橋口に
御番頭
(
ごばんがしら
)
として詰めてござるが、順慶堀の川ざらいには、土をかついでござった牢人衆であったに
宮本武蔵:04 火の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
二年前に亡くなられて、當代は安倍丹之丞樣、お若いが、先代に
優
(
まさ
)
るとも劣らぬ智惠者で喃、早くも御役附、御小姓組
御番頭
(
ごばんがしら
)
に御取立、御上の御用で半歳ほど前から
駿府
(
すんぷ
)
へ行つて居られる。
銭形平次捕物控:035 傀儡名臣
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
そうは行かないお金なんです。父の落度のために、その旗本の御主人も、
御番頭
(
ごばんがしら
)
やら同役のお方たちから、千何百両という大金を立て替えていただいて、一時、公儀のお帳面の表を
治郎吉格子
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
番
常用漢字
小2
部首:⽥
12画
頭
常用漢字
小2
部首:⾴
16画
“御番”で始まる語句
御番
御番所
御番衆
御番入
御番城
御番帰
御番料
御番方
御番疲
御番退