御林ぎょりん)” の例文
董承は、長安このかた、終始かたわらに仕えてあの大乱から流離のあいだも、よく朝廷を護り支えてきた御林ぎょりんの元老である。
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
さらに、御林ぎょりん将軍の郗慮ちりょに命じては、内裏へ入って、皇后の璽綬じじゅを奪りあげ、平人ひらびとに落して罪をあきらかにせよといった。
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
『そうかい、そいつは奇縁だな、俺も実は、御林ぎょりんの兵隊だった事もあるんだ。おいおい着物を返してやれよ、そんなボロを奪ってみても始まらねえ』
人間山水図巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
袁紹は、たちまち鉄甲に身をよろい、御林ぎょりんの近衛兵五千をひっさげて、内裏だいりまで押通った。
三国志:02 桃園の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
守ろうとすれば、自滅あるのみです。おそれながら、かくなる上は、御林ぎょりんの護衛軍をひきいて、一時淮水わいすいを渡られ、ほかへお遷りあって、自然の変移をお待ちあるしかございますまい
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
御林ぎょりん
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)