トップ
>
御林
>
ぎょりん
ふりがな文庫
“
御林
(
ぎょりん
)” の例文
董承は、長安このかた、終始かたわらに仕えてあの大乱から流離のあいだも、よく朝廷を護り支えてきた
御林
(
ぎょりん
)
の元老である。
三国志:05 臣道の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
さらに、
御林
(
ぎょりん
)
将軍の
郗慮
(
ちりょ
)
に命じては、内裏へ入って、皇后の
璽綬
(
じじゅ
)
を奪りあげ、
平人
(
ひらびと
)
に落して罪をあきらかにせよといった。
三国志:09 図南の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
『そうかい、そいつは奇縁だな、俺も実は、
御林
(
ぎょりん
)
の兵隊だった事もあるんだ。おいおい着物を返してやれよ、そんなボロを奪ってみても始まらねえ』
人間山水図巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
袁紹は、たちまち鉄甲に身を
鎧
(
よろ
)
い、
御林
(
ぎょりん
)
の近衛兵五千をひっさげて、
内裏
(
だいり
)
まで押通った。
三国志:02 桃園の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
守ろうとすれば、自滅あるのみです。おそれながら、かくなる上は、
御林
(
ぎょりん
)
の護衛軍をひきいて、一時
淮水
(
わいすい
)
を渡られ、ほかへお遷りあって、自然の変移をお待ちあるしかございますまい
三国志:04 草莽の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
御林
(
ぎょりん
)
の
火
(
ひ
)
三国志:09 図南の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“御林”の解説
御林(おはやし)は、江戸時代の幕藩体制の下で領主の管理下に属した山林のこと。
(出典:Wikipedia)
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
林
常用漢字
小1
部首:⽊
8画
“御林”で始まる語句
御林軍