御寢みね)” の例文
新字:御寝
御寢みねませる時に、御夢にさとしてのりたまはく、「我が宮を、天皇おほきみ御舍みあらかのごと修理をさめたまはば、御子かならずまごととはむ」とかく覺したまふ時に、太卜ふとまにうらへて
このみことを聞き取りて、すなはち竊に天皇の御寢みねませるを伺ひて、そのかたへなる大刀を取りて、その天皇の頸をうち斬りまつりて、都夫良意富美つぶらおほみ一三が家に逃れ入りましき。
かれその孃子をとめ、「仕へまつらむ」とまをしき。ここにその伊須氣余理比賣の命の家は、狹井さゐ一〇うへにあり。天皇、その伊須氣余理比賣のもとにでまして、一夜御寢みねしたまひき。