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御寝
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おやすみ
ふりがな文庫
“
御寝
(
おやすみ
)” の例文
旧字:
御寢
それから、
御寝
(
おやすみ
)
になったらしいので、旗太郎様が寝室の壁にあるテレーズの額をはずして、伸子さんと二人でお持ち帰りになりました。
黒死館殺人事件
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
「御早う」と
慇懃
(
いんぎん
)
に礼をした。「
先刻
(
さっき
)
御誘い申そうと思いましたが、よく
御寝
(
おやすみ
)
のようでしたから、失礼して一人参りました」
門
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
ただそこここと見廻している
斗
(
ばか
)
りでしたが、「モット側へおより」と徳蔵おじにいわれて、オジオジしながら二タ足三足、奥さまの
御寝
(
おやすみ
)
なってるほうへ
寄
(
より
)
ますと
忘れ形見
(新字新仮名)
/
若松賤子
(著)
「さうして奥のお
鉄瓶
(
てつ
)
も持つて来ておくれ。ああ、もう
彼方
(
あちら
)
は
御寝
(
おやすみ
)
になるのだから」
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
“御寝”の意味
《名詞》
御寝(ぎょし、ぎょしん)
「ねる」ことの尊敬表現。
(出典:Wiktionary)
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
寝
常用漢字
中学
部首:⼧
13画
“御寝”で始まる語句
御寝所
御寝衣
御寝間