御勘辨下ごかんべんくだ)” の例文
かぞふれば廿五兩一分の利にして百二十兩となるよつて元利合せて二百二十兩四郎右衞門へかへすべし早速さつそく宿元やどもとより取寄とりよすべしと申渡さるまこと當然たうぜんなれば三郎兵衞は是非なくかしこまるとは申ものゝ只今たゞいま二百二十兩の金子匇々なか/\以て出來できかね候により何分御勘辨下ごかんべんくださるべしと申を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)