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御前方
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おまえがた
ふりがな文庫
“
御前方
(
おまえがた
)” の例文
その馬鹿がこの騒ぎを見て
御前方
(
おまえがた
)
は何でそんなに騒ぐんだ、何年かかっても地蔵一つ動かす事が出来ないのか、
可哀想
(
かわいそう
)
なものだ、と云ったそうですって——
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
廓
(
ちょう
)
にいて
贅沢
(
ぜいたく
)
をした
御前方
(
おまえがた
)
には珍しくもあるまいが、この頃は諸事御倹約の世の中、衣類から
食物
(
たべもの
)
まで無益な手数をかけたものは
一切
(
いっさい
)
御禁止というきびしいお
触
(
ふれ
)
だから
散柳窓夕栄
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
前
常用漢字
小2
部首:⼑
9画
方
常用漢字
小2
部首:⽅
4画
“御前”で始まる語句
御前
御前様
御前崎
御前体
御前立
御前橘
御前山
御前態
御前相伴衆
御前峰