トップ
>
御主
>
おぬし
ふりがな文庫
“
御主
(
おぬし
)” の例文
「これは滅相な。
御主
(
おぬし
)
の
父親
(
てておや
)
が気を失ったのは、この
摩利信乃法師
(
まりしのほうし
)
がなせる
業
(
わざ
)
ではないぞ。さればわしを
窘
(
くるし
)
めたとて、父親が生きて返ろう次第はない。」
邪宗門
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
さても
御主
(
おぬし
)
は、聞分けのよい、年には増した利発な子じゃ。そう
温和
(
おとな
)
しくして
居
(
お
)
れば、諸天童子も御主にめでて、ほどなくそこな
父親
(
てておや
)
も
正気
(
しょうき
)
に還して下されよう。
邪宗門
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
してる訳にも行くまい。
御主
(
おぬし
)
の申す事は、何やら謎めいた所があって、わしのような年寄りには、十分に
解
(
げ
)
し兼ねるが、一体御主はあの摩利信乃法師をどうしようと云う
心算
(
つもり
)
なのじゃ。
邪宗門
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
“御主”の解説
御主(うしゅー、または、うすー)は、琉球国王の国内称号である。朝貢関係にあった明及び清からは琉球國中山王の封号を受け、対外的には琉球國中山王(琉球國王)と称した。
(出典:Wikipedia)
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
主
常用漢字
小3
部首:⼂
5画
“御主”で始まる語句
御主人
御主君
御主人樣
御主婦
御主筋
御主名
御主意
御主用
御主義
御主人方