“得名津”の読み方と例文
読み方割合
えなつ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おなじ黒人の歌でも、「住吉すみのえ得名津えなつに立ちて見渡せば武庫のとまりゆ出づる舟人」(巻三・二八三)は、少しくらく過ぎて、人麿の「乱れいづ見ゆあまの釣舟」(同・二五六)には及ばない。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)