“名津子”の読み方と例文
読み方割合
なつこ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
三木さんといいまして、隆夫と仲よしのけんさんのお家なんです。相手のお嬢さんというのが、健さんの姉さんで名津子なつこさんという方です。
霊魂第十号の秘密 (新字新仮名) / 海野十三(著)
名津子なつこが口を聞いたのだ。彼女は目がさめたものと見え、むっくりと床から起上ろうとして、母親におさえられた。
霊魂第十号の秘密 (新字新仮名) / 海野十三(著)
名津子なつこの病床には、母親が病人よりもやつれを見せて、看護にあたっていた。まことに気の毒な光景だった。
霊魂第十号の秘密 (新字新仮名) / 海野十三(著)