“えなつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:エナツ
語句割合
得名津50.0%
荏名津50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おなじ黒人の歌でも、「住吉すみのえ得名津えなつに立ちて見渡せば武庫のとまりゆ出づる舟人」(巻三・二八三)は、少しくらく過ぎて、人麿の「乱れいづ見ゆあまの釣舟」(同・二五六)には及ばない。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
この二柱の王の女、五柱ましき。次に日子坐ひこいますの王、山代やましろ荏名津えなつ比賣、またの名は苅幡戸辨かりはたとべに娶ひて生みませる子、大俣おほまたの王、次に小俣をまたの王、次に志夫美しぶみ宿禰すくねの王三柱。