トップ
>
徒歩
>
ひろい
ふりがな文庫
“
徒歩
(
ひろい
)” の例文
「されば、ひとりだに、退屈しているものはございません。……が、君には、ただおひとりで、何しにお
徒歩
(
ひろい
)
でございますか」
上杉謙信
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
八町畷
(
はっちょうなわて
)
を
砂
(
すな
)
ッ
塵
(
ぽこり
)
でお
徒歩
(
ひろい
)
になりますより、
矢張
(
やっぱり
)
船を待たして置いてお乗りになれば、この風ですから、帆も利きます、訳無く行って
了
(
しま
)
いますよ
悪因縁の怨
(新字新仮名)
/
江見水蔭
(著)
帝以下、お
徒歩
(
ひろい
)
で、磯の船泊りへ向われた。そしていよいよ御船へ移ったが、ここに一つの挿話がある。
私本太平記:05 世の辻の帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
それに、御車は捨ててもうないので、帝は
裸足
(
はだし
)
のままお歩きになるしかなかった。馴れないお
徒歩
(
ひろい
)
なので、たちまち足の皮膚はやぶれて血をにじませ、見るだに
傷々
(
いたいた
)
しいお姿である。
三国志:04 草莽の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「ところで切支丹屋敷のお嬢さん。折入って、あなたにお話があるんですが、ちょっと私と一緒にその辺までお
徒歩
(
ひろい
)
なすって下さいませんか。……なあに、お話すればすぐわかることで」
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“徒歩”の意味
《名詞》
徒歩(とほ)
自動車や自転車などに乗らずに歩くこと。
(出典:Wiktionary)
徒
常用漢字
小4
部首:⼻
10画
歩
常用漢字
小2
部首:⽌
8画
“徒歩”で始まる語句
徒歩立
徒歩供
徒歩武者
徒歩侍
徒歩兵
徒歩士
徒歩歩
徒歩渉
徒歩衆
徒歩跣