“後昆”の読み方と例文
読み方割合
こうこん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
歌であるが故に、人々口より口に伝えて事実が永く後昆こうこんに伝わるものである。歌声のなめらかに揚る処には自然に多く人が集る。即ちこれは社会的のものである。
婦人問題解決の急務 (新字新仮名) / 大隈重信(著)
詩神はこれを見て、さきの希臘の美人のおもかげを認めき。あはれ古人が美をかう/″\しき迄に進めて、雪の如き石に印し、これを後昆こうこんに遺したるこそ嬉しけれ。見よや、死滅するものは浮世の權勢なり。