“径路(こみち)” の例文
旧字:徑路
一昨日母者(ははじゃ)の葬式(そうしき)をして沈んだ顔の仁左衛門さんも来て居る。余は高井戸の通りで失敬して、径路(こみち)から帰った。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎、徳冨蘆花(著)
径路(こみち)は擱(お)きていわず、東京より秩父に入るの大路は数条ありともいうべきか。一つは青梅線の鉄道によりて所沢に至り、それより飯能(はんのう)を過ぎ、白子より坂石に至るの路(みち)なり。
知々夫紀行 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)