当麻路たぎまぢ)” の例文
旧字:當麻路
其亡き骸は、大和の国を守らせよと言ふ御諚で、此山の上、河内から来る当麻路たぎまぢの脇にお埋けになりました。
死者の書:――初稿版―― (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
道は白々と広く、夜目には、芝草のつて居るのすら見える。当麻路たぎまぢである。一降りして又、大くだりにかゝらうとする所が、中だるみにやゝひらたくなつてゐた。稍繁つたかへの木の森がある。
死者の書:――初稿版―― (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
河内にとつては河内の国の大関おほぜき。二上の当麻路たぎまぢせき
死者の書:――初稿版―― (新字旧仮名) / 折口信夫(著)